「哲学」
島田紳助(著), 松本人志(著)
幻冬舎
2002/3
【笑いの異才に学ぶ、トップになるための哲学】
こんにちわ、鹿田尚樹です。
今週の一冊は平成15年に出版された、 『哲学』をご紹介。
島田紳助氏と松本人志氏という、 「お笑いの二人の異才」が語った人生哲学が綴られた一冊。
「笑い」の世界を極める2人の言葉は、現代社会で活動する人にも珠玉の一言。
『やすきよ漫才』が究極の完成品として、日本中で認められていた時代に 島田紳助が「紳助竜介」の方向性についてこう考えた。
「俺ら若手は、もっと狭い層にインパクトを与える漫才をしたらええんや。」
「それが上に飛び出る方法や」
弱者が強者に勝つ方法。 それは、「自分のターゲット・領域(テリトリー)を狭める」こと。
結果「自分のセンスを理解してくれる若いそうにだけ向けて漫才をやる」ことになる。 彼らは、自分の「テリトリー」を理解したうえで、「自分のファンが誰か?」も把握していた。
だからこそ、「一点突破」「ターゲットを狭める」選択が功を奏している。 もし「自分の名前」で仕事をする方(士業・議員業・作家・ブロガーetc)がいたら、 「自分のファン」が誰か?を知ることが一番大切。
そして、自分のターゲットを狭めた上でそこにインパクトを与えていくこと。
これが、弱者の鉄則である。
松本人志も同じようなことを綴っている。
「どんなに才能があっても、僕と同じ方向では、同じ土俵では絶対に無理だ。」
「僕の山のてっぺんには、僕しか登れない」
「例えば、今田とか東野にしても、絶対に僕と同じようなことはしない。」
「むしろ、僕がやっていないことを見つけようとしていると思う。」
「みんな、違う方向に行かなきゃいけないって、わかっているのだ。」
「お笑い」から学ぶ、「その世界でトップになる方法」が満載の一冊。 彼らがトップを取るために、いかにして学び、何を潰してきたのか。
パーソナルブランディングや人生論に至るまで、あらゆるヒントが満載です。
「お笑い」に関係なくても、異業種のトップから学ぶことが、大切です。
「笑いの異才に学ぶ、トップになるための哲学」
ぜひ、読んでみてください!
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<今日のブックエッセンス> (気になる10フレーズ)
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・ 「僕らが劇場に行くのは、別に楽屋で先輩芸人に可愛がってもらうためではない。」
→ 「舞台で観客を沸かせるために行くのだ」
・ 僕の山のてっぺんには、僕しか登れない
→ 「みんな、違う方向に行かなきゃいけないって、わかっているのだ。」
・ 「笑いのシステム」をパクる
・ 職業としての司会業はいくらでも歩みよるつもりだけど、
笑いの部分では、大衆にウケるように、自分から歩み寄るつもりは全く無い
・ 「心の豊かさのため」に、お金は必要なものだ
→ お金とは、心の安心感である
・ 日本国民全部が僕の笑いを受け入れるようになったら、それはやっぱり変だ。
・ 売れるためには「時代の流れ」も分析しなければならない。
・ 僕の『漫才教科書』の裏表紙には1千万円と書かれている。
・ ダウンタウンもスタートは完全コピーから始まった。
・ 松本にさんまのような華はない。
◆目次◆
第1章 松本紳助、「笑いの哲学」を語る
第2章 松本紳助、「人生哲学」を語る(友達について
結婚、そして家族について
いちばんについて
子供、そして教育について
お金について
日本、そして日本人について
お笑いについて
生き方について
今後の自分について)
第3章 島田紳助と松本人志の邂逅
- 2011年5月 2日 (月)
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